004 「暗在」のメディア


存在感って二つあるらしくて、明在と暗在っていうのがあるんだって

ラジオは暗在のメディアなんだよね

色んな情報が削がれた時に感じる、それでも感じる、あ、でもこの人と今話してるなっていう感覚とか

あ、本当かは分からないんだけど残る、その裏にある背景とか、間とかさ、

メディアって、どんどん明の要素、例えばライブ配信するとか、公開放送にするとか、それもありなんだけど、でも明在のほうにいけばいくほど、暗在の価値は際立つと思っていて

色んなことができるってなればなるほど、人はむしろ暗さを求める

明るすぎる社会において、暗いところってすごく安心する

どんどん今明るくなってるから、だから暗の価値ってむしろ今上がってる

そういう意味で、人はラジオを求めてると思うよ

ラジオって、一見したらもう古いかなとかなるんだけど、むしろ逆っていう

エッジが効いてる、みたいなところがあるからさ

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