He is (2)

初めて会ったとき、さわさんはカラフルな顔がいっぱいプリントされたシャツを着ていて、どう考えても好きだった。

それ以降、会うたびに「今日も服がかわいいですね！」と言い続けている。

最近寒くなって、さわさんはものすごい黄色いアウターを着ているので、わりかし遠くからでも「さわさんや！」と気づける。でもたまに、黄色いアウターを着ている全然違う人もいるのに、一旦「さわさんや！」となってしまう。

黄色いアウターは、さわさんの専売特許にしてもらえるとありがたいです。

かつて絶対に考えたことがあって、なんとなく心の中でもやもやさせたまま言葉にできなかったことが、さわさんからの口からは出てくる。

それ絶対思ったことある！ってことが、ちょうどぴったり言葉になってでてくる感じ。

この嬉しいきもちも、まだわたしは綺麗に言葉にできないけど、さわさんならできるんだろうなぁ。

知り合って100日も経っていないので、あまりどういう人なのかわかっていない。

めっちゃ好きな服を着てる人ってことしか、確かな情報はない。あと、すごいガチなチャリに乗ってることは知ってる。

2020年10月30日（１）